籾殻燻炭製造装置

籾殻を宝の山に


◎低コスト無煙式燻炭連続製造装置(特許第7674073号)

 籾殻燻炭を無煙で連続的に低コストで製造できる装置です。

籾殻燻炭には、土壌の排水性の向上材料、土壌の中和剤、害虫の忌避剤としての効用があり、農業に必要な土壌の改良材に用いられるようになっております。

 また、最近では、籾殻が含有するシリカ、或いは、ケイ素、銅、マンガン、鉄、カリウムなどのミネラル成分は、燻炭化することで、これらのミネラルが溶出しやすくなりその有用性が高まっています。

 

◎製造元 株式会社資源開発ネイチャー

ロサンゼルスドジャースで活躍中の大谷翔平選手の故郷、岩手県奥州市


◎収益性

 籾殻を籾殻燻炭という貴重な商品に変えて、副収入を得ようと思いませんか。


(1)籾殻燻炭(バイオ炭)製造装置の購入には、国や自治体の補助金・交付金を利用できる可能性があります。

1. 国(農林水産省)の主な補助金・交付金

 みどりの食料システム戦略推進やみどりの投資促進の一環として、バイオ炭活用や環境負荷低減に資する設備導入が手厚く支援されています。

  • 強い農業づくり総合支援交付金(産地基幹施設等支援タイプなど) 地域農業の拠点となる施設・設備の導入。

  • 内容: 環境配慮型農業(有機農業やバイオ炭の農地施用など)に取り組む地域協議会・農業者グループ。

  • 対象: 産地強化や土づくりに必要な省力化機械・資材作成機材等の導入支援。

2. 自治体(都道府県・市区町村)の補助金

 地域によって名称や条件は異なりますが、以下のような補助制度が実施されているケースが多いです。

  • 環境保全型農業・脱炭素化推進補助金

    • ゼロカーボンシティ宣言をしている自治体などで、温室効果ガス削減(カーボンリサイクル)につながる設備(バイオ炭製造機)の導入に補助金を交付。

  • 残さ活用・未利用バイオマス有効利用支援事業

    • 籾殻などの農業廃棄物・副産物を地域内で循環・資源化する設備(くん炭機)の購入費用の一部(例:1/3〜1/2上限)を補助。


(2)籾殻燻炭の市場での販売・取引価値(実体価格)

取引形態1トンあたりの想定価値備考・目安
ホームセンター・園芸用(小分け袋)約40万 〜 80万円50L(約5〜7.5kg)で2,000〜3,000円程度。末端価格としては高価値。
事業者・農家向け(フレコン・バルク)約5万 〜 15万円1,000L(1m³)フレコン1袋あたり5,000〜15,000円程度の取引相場。

(3)農地に埋めて「環境価値」に変える(脱炭素・J-クレジット)

 バイオ炭による炭素固定

 籾殻を炭にして農地に施用することで、植物が吸ったCO2を半永久的に地中に閉じ込めます(カーボンネガティブ)。

 これをJ-クレジット(温室効果ガス削減量)として認証させることで、環境価値を収益化・ブランド化できます。

 Jクレジットの試算例(籾殻燻炭 1トンあたりの金額)

項目低め〜標準相場高値相場
CO2固定量1.12 トン-CO21.12 トン-CO2
売却単価(1t-CO2あたり)15,000 円35,000 円
売却金額(総額)約 16,800 円約 39,200 円

(4)また、農地にバイオ炭(籾殻燻炭など)を投入する環境配慮型の営農活動に対して、直接交付金(面積に応じた助成)が支給される制度があります。

 環境保全型農業直接支払交付金 支援額の目安: 1haあたり 50,000円程度


◎籾殻燻炭を無煙で製造できる理由

 籾殻燻炭を製造するために、通常は、蒸し焼きにして、大量の煤煙、有毒ガスを発生させながら加熱するのが一般的で、悪臭等の環境に悪影響を与えるのが難点でした。

 しかし、本発明特許の低コスト無煙式燻炭製造装置では、籾殻を回転炉内に大量投入し、新鮮な空気を、常時送り込みながら、積層された上面の籾殻の層を十分に燃焼させ、下層の籾殻の層は、上層の籾殻の空気遮断効果により、蒸し焼きにします。

 下層の籾殻から出た煤煙や有毒ガスを、十分に燃焼している上層の籾殻の熱を利用して、完全に燃焼させることにより、無煙で籾殻燻炭を製造することができます。

 但し、このままでは、上層の籾殻と下層の籾殻とでは、燃焼度の違いから焼き斑(むら)が発生してしまいます。そこで、回転炉を回転させることにより、上層と下層とを入れ替え、下層の余り燃えていなかった籾殻を今度は上層で十分に燃焼させて、一転、上層で十分に燃焼していた籾殻を蒸し焼きにするという工程で、最終的には均質な籾殻燻炭を連続的に製造するというものです。

 酸素を絞り込んで、蒸し焼きにするという従来の籾殻燻炭の製法とは逆転の発想で、新鮮な空気を常時送り込んで燃焼させることで、無煙、無臭で籾殻燻炭を大量に連続的に製造するものです。


◎低コストで籾殻燻炭が製造できる理由

 籾殻を新鮮な空気を送り込んで、十分に燃焼させることにより、それを熱源として、籾殻を蒸し焼きにするもので、別途熱源が不要であり、加熱コストがかかりません。


◎省力化

 籾殻燻炭製造システムを用いると、籾殻の投入、籾殻燻炭の冷却、籾殻燻炭の袋詰めまで自動的に行えるので、省力化が可能となります。